新幹線通路で待っててくれた方

新幹線通路で待っててくれた方

新幹線で、奥の席に座る私を待っててくれた方がいました。

え?待っててくれてる?

出張で新幹線に乗った時のことです。指定がE席だった私は、乗車の列の後ろの方に並んでいました。

指定席だし、慌てて中に入らなくても座れるからと、のんびりと進んでいました。

E席は、2列シートの窓側の席になります。

自分の席が近づくと、人待ち顔で立ちながら、通路を見守る方がいました。

私の席の通路側の席の方です。

私が会釈すると、会釈を返され、私を奥に通した後、ご自分も席に座られました。

たったこれだけのことなのに。

いつもより、かなり早く起きて出発した私は、寝不足気味でぼんやりしていましたが、この方のおかげで、気持ちよく席に座ることができました。

これが、ドスッと席に座り、足でも組まれていたら、私は、声をかけて立ってもらわなければなりません。

声をかけることは簡単ですし、奥の席に座る私のために、当然、立ってもらえるでしょう。

けれど、その方が立って待っていてくれたおかげで、私は、それをせずにすみ、さらりと自分の席に座ることができたのでした。

こんな風にしていただいたのは初めてでした。

あぁ。こんな風に世界中の人が少しずつ隣の人に親切にできたら、幸せがもっと広がるのになぁ。

「やってもらって当然」の世界から、

「していただいてありがとう」の世界へ。

私にもできそうです。

ほんと少しのことですから。

追伸。

このお隣の方。

朝早かったとみえて、朝食を食べ始められたのですが、食べる前に小さく手を合わせていらっしゃいました。

「いただきます。」

ステキですね!

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いっぽとっこ

採用直後に当時の仕事に我慢できず、現場に行きたい一心で20代半ばに社内昇進試験にチャレンジし、合格。9割が男性の会社で、女性幹部として全国転勤。紆余曲折を経てシングル子育て中。引っ越し人生に終止符を打ち、これまで封印してきたワクワクにチャレンジしたいと思う日々を綴ります。

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