1年2ヶ月、踏み続けた座布団
これは、たった今、私が解決した「極小の悩み」のエピソードです。パートナーの自宅に事実婚として一緒に暮らして1年と2ヶ月。ずっと気になっていたことがありました。
それは、私がいつもいる部屋から、トイレやキッチンに行く導線上に、リビングでこたつに入る時に使っている座布団があること。
何度も行き来するので、そのたびに、座布団を踏んでいくことになります。
自分が座る座布団なので、スリッパの裏で踏むのが嫌。しかも、座布団の凹凸があるところを歩くのも、地味に嫌でした。
一緒に暮らし始めて、もう1年と2ヶ月ぐらいですが、ようやくそれを解決しました。
何をしたか?と言うと、こたつの位置をほんの少しずらして、導線上にスペースを開けたんです。そしたら、座布団の上を踏まなくても、キッチンやトイレに行くことができるようになりました。
不快を解消するために使った時間、たった2分。
たったこれだけのことですが、何度もその場所を見たくなったり、なんなら、理由もなく何度でも行きたくなるような、そんなちょっぴり気持ちが上がることになりました。
たったそれだけのこと。でも、たったそれだけのことに、人の気持ちというのは左右される。
この「1年2ヶ月の地味な不快」を解消するために、私がこたつを動かすために使った時間は、たった2分。このたった2分を、私は今までしていなかったわけです。
「たった2分でできること」に光を当てる
「気にしているなんて、馬鹿らしいぐらい小さなこと」だけど、手つかずの小さな不快って、あなたの中にもありませんか。
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毎回、目に入るけど、もう用がない小さなメモ
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触るたびに引っかかる引き出しのズレ
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充電コードが絡まっている一角
その小さな不快が、毎日、あなたの心のエネルギーをチリツモで奪っているとしたら?
そして、それを片付けるのに、何分ぐらいかかるでしょうか?もしかしたら、あまりにも小さすぎて、解決しようとさえ、思っていないかもしれませんね。
気持ちも身体も、いったん、立ち止まって、「たった2分」で解消できるかもしれない「不快のタネ」と、話し合ってみるのは、どうでしょう?
どうしたら、その不快のタネといい関係が作れるかって。立ち止まるのに必要な時間も、たった1分だけ。あなたをほんの少し「気分良くしてくれるタネ」に変わっていくかもしれません。
