コーチに「分からない」って言えてますか?
コーチングセッションを受けているとき、分からないことがあったら「分からない」と伝えていいんです。
例えば。コーチが何か伝えようとしてくれているんだけど、どういうことか分からないとします。そしたら、分からないって言っていいんです。どういうことですかって聞いていいんです。
コーチングセッションでは、コーチとクライアントが、考えていることや話したいことを「すり合わせる」作業を繰り返します。すり合わせは、コーチからも働き掛けますが、クライアントからもアクションがあれば、より早くゴールにたどり着けます。
「分からない」ことと「考えることをやめること」
コーチから質問されて困るパターンとしては、次のことが考えられます。
1 質問に答えようとするけれど、自分の中からなにも浮かんでこない。
2 質問の趣旨、意図、意味が分からない。
1の場合は、次の対応がありますね。
1-1 もう少し考えてみる(この時、身体の感覚に注目すると、ヒントになる場合があります)。すぐに「何も出てこない」としてしまうと、「考えるのを放棄する」ことにつながる可能性があります。
1-2 別の質問をコーチに依頼する(これもOKなんですよ~)
2の場合。
これは、率直に「質問の趣旨が分かりません」と伝えてみます。そうすることで、コーチは、クライアントからチャンスをもらうことになるんです。「そうか、今の質問は、分かりにくいんだな。もう少し、短い言葉で聞いてみよう」と軌道修正ができるんです。
セッションは、共同して作る
コーチングセッションは、コーチとクライアントが共同して作っていくものです。コーチがリードするわけでもないし、クライアントが従うだけでもない。
また、コーチとクライアントは別の人間ですから、考えていることが違っていて当然なんです。意外と勘違いしていることも、あります。
クライアントが、セッションに能動的に関わることで、セッションの1時間が濃いものになっていきます。
スタエフでも話してます。
国際コーチング連盟のACCの資格取得に向けて学び中です。資格取得の際は、国際コーチング連盟のコアコンピテンシーを学ぶ必要があります。コアコンピテンシーの「B関係性をともに築く」の「3合意の確立と維持」に「5クライアントとコーチが共通認識を持つために、クライアントとパートナー関係を築いている」があります。
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