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苦手な人との出会いは、あなたの「志」を知るチャンス

本当に排除されたの?

最近SNSで、ある投稿を見かけ、思わず眉間にしわが寄ってしまいました。それを読んで、特定のメンバーだけを囲い込み、そうでない人を遠ざけるような印象を持ちました。

最初は、「こういうのって、ほんと嫌だ…」と、モヤモヤした感情がこみ上げてきました。自分が何かから「排除された」ような、いやーな気持ち。

でも、よくよく考えてみると、私は、どこからも排除されていません。むしろ、そういった価値観が嫌で、そう感じる場所からは、自ら距離を置いていたんです。

これは、ちょっとした気付きになりました。誰かに「排除された」と被害者的に感じていたところから、「私がそうしたかったんだ」という主体的な選択をしていたと気づいたからです。

 

「苦手」は、あなたを映し出す鏡

このモヤモヤについて、コーチングの仲間と話すうちに、さらに深い気づきがありました。その苦手な価値観は、私の「志」を浮き彫りにしてくれる「鏡」のようなものだと感じたのです。

私は、誰もが尊重され、自由に関わり合えるフラットなコミュニティ、仲間が好きです。逆に、特定の誰かを「特別扱い」したり、「仲間外れ」にしたりするようなコミュニケーションは、すごく嫌!(笑)

私のモヤモヤの正体は、まさにこの価値観の違いでした。相手の中に「囲い込み」という価値観を感じると(あくまで私の認識ですが)、「私はそうではない、誰も排除しないコミュニティにいたい」という、自分の中にある本当の「志」が明確になったのです。

もしあなたが今、人間関係でモヤモヤしているなら、それは自分の心が大切にしたいことを教えてくれているサインかもしれません。相手をどうこうしようとするのではなく、そのモヤモヤをじっくりと見つめてみてください。きっと、あなた自身の隠れた志や、本当に大切にしたい価値観が見えてくるはずです。

 

【モヤモヤを「志」に変える!3つの自己探求ステップ】

モヤモヤを単なる不快な感情で終わらせず、あなたの軸(志)を明確にする力に変えましょう。次の3つのステップで、あなたのモヤモヤを価値観として引き出します。

 

Step 1: モヤモヤの正体を言語化する

まず、「誰に(何に)」「どんな行動をされた時」にモヤモヤしたのかを具体的に書き出します。このとき、「嫌な人だ」という感情ではなく、「私は〇〇というルールを破られたと感じた」のように、何が許せなかったのかに焦点を当てます。

 

 

Step 2: その逆を定義する

言語化された「許せない行動(価値観)」の、真逆の行動を書き出します。

  • (例)許せない行動:「特定のメンバーだけを優遇する」

  • 真逆(あなたが望むもの):「誰もがフラットに尊重される」「公平であること」

この**「真逆」こそが、あなたが本当に大切にしたい「志」や「価値観」**の正体です。

 

 

Step 3: 行動の原則として設定する

Step 2で見つかった志を、今後の自分の行動の原則として設定します。

  • (例)「私は、公平性を大切にするコミュニティに時間を使う」

これにより、モヤモヤの対象を排除するのではなく、自分が望む未来に向かって主体的に行動できるようになります。

 

試してみてくださいね!

 

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